子供が39度の高熱と咳発生!だけどインフル陰性結果に!?なぜ?インフルエンザか調べるときの注意点とインフルエンザだった時の基本対処
どうもです。権守(ゴンモリ)と申します。
インフルエンザ、息子の保育園でも毎年流行しています。 保育園の掲示板で見たとき最高で40人以上もインフルエンザになっていたなんて時もありました。
そしてついに息子にも『39度以上あって』『咳が出て』というインフルエンザっぽい症状が出てしまい病院に行ってきました。
ここでは実際病院に行って知ることができたインフルエンザについての情報をまとめておこうと思います!
※ここでの情報は実際に先生から教えて頂いた内容と、かかりつけ医作成の資料等を基にまとめてあります。
インフルエンザについて
種類
インフルエンザは、A型とB型があり、さらにA型には新型と香港型の2種類があるそうです。
症状
高熱、全身のだるさ、からだの痛みや咳がでできます。また高熱による寒気を感じることもあります。
うちの子もガクブルしてました!
ひどい場合は高熱が5~7日間くらい続くようです。
合併症としては、肺炎・脳症があり重篤化してしまうと命の危険もでてくるようです。
診断について
流行状況や症状をもとに、インフルエンザ迅速試験で診断してもらうことになると思います。
ちなみに、先生には『保育園などで同じクラスにインフルエンザの子がいる場合は十中八九インフルエンザにかかっていると考えたほうがいい』といわれました!
インフルエンザ迅速試験では大体10分~15分で結果がでました。スゴイですね~!
しかし!注意点があります!それはこの検査は発症初期の数時間は、たとえインフルエンザであっても陰性の結果が良くあるということです。
12~24時間以上たつとかなりの割合で陽性になるらしいです。
それなので、熱が発症してから最低でも6時間出来れば12時間たってから検査を受けると良いと先生は言っていました。 でも、熱で苦しむ子供をすぐに病院に連れて行って少しでも早く良くしてあげたい!というのもあると思います。 そこはもう親御さんの判断次第だと思います。
ちなみに私の息子のときには熱が出て3時間くらいで受けてしまいました。結果、限りなくインフルエンザの疑いがある『陰性』という診断になり、仮に熱が下がっても保育園とかに行かせにくいし、本当はインフルエンザなのかもとかスゴイモヤモヤした経験があります!はっきり分かるって大切だと思いました。
治療に関して
ウイルスに対してと、発症に伴う熱や咳に対しての治療があるようです。
抗ウイルス剤として
抗ウイルス剤としては、タミフルこれはよく聞きますね!その他にはゾフルーザ(錠剤)・イナビル(吸入薬)なるものもあるようです。
ちなみにイナビルという薬は5歳以上のお子様に使用できるとのことです。
これらの薬の効果は発熱期間を短縮する効果があります。しかし、発熱して48時間以内に使用しないと効果が期待できない(効果が著しく低下してしまう)
らしいです。
主な副作用としては、消化器症状(腹痛、下痢、嘔吐等)、皮膚症状(発疹、蕁麻疹等)があるようです。
また、タミフルは熱が下がって元気が出て大丈夫そうでも必ず最後まで飲みきって下さいと先生に強く言われました。
熱や咳に対して
私の息子の場合つらい症状を抑えるために、咳止めや解熱剤が処方されました。処方される薬は病院によっても違うとおもいます。
登園・登校について
学校保健安全法なるもので出席停止期間について以下のように定められているようです。
『小学生以上では発症後5日間を経過し且つ解熱後2日間たってから、乳幼児では発症後5日間を経過し且つ3日間たってからではないと登園(登校)できない。』
※ただし、症状により医師が感染のおそれがないと認めた場合は例外として登園(登校)できるようです。
家族はどうする
インフルエンザにかかったお子様は、ほかの家族から十分に隔離するのが望ましいです。また、同居家族は仕事・通学・通園は通常通りしても良いそうですが、不必要なら外出は控えましょう。
微熱が出たらかかった可能性があるので、外出はやめて熱が上がるようでしたら受診を考えたましょう。
ただし、インフルエンザの迅速診断は明らかな発熱後12〜24時間たたないと陰性になってしまう可能性が高いらしいので、特に具合が悪くなければある程度時間が経ってからの受診が良いそうです。
インフルエンザのワクチン
私の息子も毎年インフルエンザの予防接種を2回ちゃんと受けさせるようにしていますが、やはりかかる時はかかかります。
ワクチンの予防効果はおよそ50%〜80%と考えられているらしいです!
異常行動
インフルエンザの時には異常行動が発生する場合があります。
異常行動の例
突然立ち上がって部屋から出ようとする
興奮して窓を開けて出ようとする
人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
突然笑い出し、階段をかけあがろうとする
自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動きまわる
興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからない事を言う
などがあるそうです。
異常行動が発生した場合にはお子様が容易に居住外に飛び出さないように対策もしましょう。
例えば
玄関や全ての部屋の窓を確実に、ロックする(内鍵、チェーン、補助鍵がある場合は活用しましょう)
ベランダに面していない部屋で寝かせる
窓に格子のある部屋がある場合はその部屋で寝かせる
一戸建てにお住まいの場合は、できる限り一階で寝かせる
などです。
転落死などの事例もあるようなのでまずは外に一人で出れない環境維持が大切みたいです。
また、なるべく発症から2日間はお子様から目を離さないようにすると良いようです。
子供が薬を飲みやすくする為の工夫
私のかかりつけの病院は粉薬が処方されることが多いです!
小さいお子様にお薬を飲ませるのは意外に大変ですよね!しかも具合悪いから機嫌も悪かったりしますし。
私がやっている飲ませかたや、病院で教わった飲みやすくなるコツを少しまとめておきます。
粉薬をペースト状にする
粉薬に本当に少しの水(一滴ないし二滴)を垂らしてペースト状にした薬をベロの手前ではなく少し奥側に乗せて、スポーツドリンクをすかさず飲ませる戦法です!
何かと一緒に飲ませる
服薬補助ゼリーやスポーツドリンクなどに混ぜて飲ませる戦法です。ゼリーは市販のただのゼリーでもいいと思います!あとヨーグルトとかもおススメです!一つデメリットが、何かと混ぜるので薬として飲む量が多くなります、もしお薬を混ぜたゼリーとかが一口目にして不味くて嫌だ!となった場合厄介です。
注意!味が変化して不味くなりやすいもの
よく病院の看護師さんとかに言われるのが、
ヤクルトとかの乳酸菌飲料
バニラアイス
リンゴジュースなど
味が変わりより苦く感じてしまうらしいです。
まとめ
高い発熱でインフルエンザの疑いがあるときでも、可能であれば様子をみながら12~24時間後にインフルエンザの検査をうける
処方された薬は必ず飲みきる
家族とはできるだけ隔離する
異常行動に気をつける。最低2日間は目を離さない、ドアや窓の施錠徹底
通園(通学)は発症後5日間を経過し且つ解熱後2日間(幼児は3日間)たってかららが基本
以上です! まずはインフルエンザにかからないことが一番! 万が一かかってしまったら、正しい知識でなるべく効果的な治療に取り組むのが大切なんだなと思いました!